「がんは家族に転移する」 CALVARYHOSPITALでは、がん患者とともに、そのご家族へのケアをとても大切にしていました NY視察ツアー報告vol.1~「がんは家族に転移する」カルヴァリ病院 | 看護や介護に活かせる芦屋のアロマ/ステラ・マリス

看護や介護に活かせる芦屋のアロマ/ステラ・マリス

看護や介護に活かせる芦屋のアロマ/ステラ・マリス看護や介護に活かせる芦屋のアロマ/ステラ・マリス
お問い合わせはこちら

NY視察ツアー報告vol.1~「がんは家族に転移する」カルヴァリ病院

2019.10.11 by 佐々木 恵子

NYの乳がんと卵巣がんの支援団体「SHARE」の主催する

NY視察ツアーで訪問した緩和ケア専門の「CALVARY(カルヴァリ)病院」で

ポラリティブケア(緩和ケア)の真髄を学ばせて頂きました。

カルヴァリ建物

 

心のこもった説明の中で印象に残った言葉の一つは、

「患者ががんと診断されると、がんは家族に転移する」

というDr.マイケルの言葉でした。

 

その言葉通り、この病院ではがん患者だけでなく

それを看病するご家族のQOLの向上に力を入れていました。

苦しいのは患者だけでなく、ご家族も同じ、という考え方。

その考え方が示すように、

全て個室の病室には、ちゃんとご家族用のベッドが備え付けてありました。

 

カルヴァリ病院礼拝堂

 

この病院名「CALVARY」は

ラテン語で「ゴルゴダの丘」を示すそうで

カトリック信仰に基ずいた病院内には礼拝堂もありました。

この様な静かな空間で一人静かに祈りの時間を持てる事は

一つの大きな「心のケア」であり

患者とご家族、そして医療側のみなさんの

貴重な癒しの時間である事でしょう。

 

 

(私も最期は礼拝堂のある病院に入院したい!)

 

 

 

 

18世紀には、手の施しようのない末期のがん患者(特に女性!)は

なんと、道端に打ち捨てられていたそうです。それも、病院によって!!

 

カルヴァリ はじまり

     (この病院の始まりを象徴する像の前でDr.ロバートと)

 

そんな女性患者を家に連れて帰り手厚く看病していたブリュッセルの女性の活動を

アニーと言う看護師が1899年にNYに取り入れた事がこの病院の始まりで

その後、修道女がそのケアを引き継ぎ、

修道女達の熱い直訴を聞き入れた2人の医師、

Dr.ジェイムズ・ミノとDr.マイケル・ブレッシャーの力で

1995年に病院として認定を受け、今に至るそうです。

 

カルヴァリ病院 マイケル

              (この方が創始者のお一人 Dr,マイケル)

そのDr.マイケルは

今も使われる人工透析の器具の発明者で

莫大な財産と最高の地位を約束されていたにも関わらず

その利益と医師としての輝かしい未来を、この病院の建設のために使われた伝説の方。

 

そこには、優秀で情熱的な4人の医師が集まり

世界の緩和ケアのモデルとなるこの「カルヴァリ病院」がスタートしました。

 

カルヴァリ 息子さん

 

日本では

北海道の東札幌病院が、このカルヴァリのDNAを引き継いでいるそうです。

 

 

カルヴァリ病院視察報告、その1の最期は、

この理想のカルヴァリ病院で活躍しているセラピーDOGの

「バンチョ」をご紹介します

カルヴァリ 犬

ボールとご飯には、目がないけど、患者様のケアは天下一品ですよ♡

 

 

 

 

The following two tabs change content below.
佐々木 恵子
緩和病棟でのアロマボランティアとして8年間で約1600名のがんの患者様、そのご家族、病院スタッフをケアした経験を元に、芦屋をベースに「アロマハンドケア養成講座」を始め、家庭から医療、介護分野で活かせるアロマセラピストを育成しています。
↑
Facebookでシェア
Twitterでシェア
はてなブックマークに追加